宮城のニュース

<みやぎ総文祭2017>放送 カラフルな「飛びっ切りの今」楽しむ大切さ伝えたい

本番に向けて練習に励む泉高放送部員ら

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(16)泉高

 「今は今なんだと。今を未来のためだけに使うべきじゃないと」
 仙台市出身の直木賞作家恩田陸さんの「夜のピクニック」の一節だ。第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)で、泉高放送部3年の佐々千尋(ちひろ)さん(17)が朗読する。
 オレンジ色の蛍光ペンで文章にラインを引き、「今」の字を丸で囲んだ。読み込んだ文章の空欄は赤、青、緑のカラフルな注意書きがあふれている。
 佐々さんは「受験勉強などで『今を未来のために使う』時間が多いが、高校生活という今しかない時間を楽しむ大切さを同世代に伝えたい」と話す。
 放送部門は「アナウンス」「朗読」「オーディオピクチャー」「ビデオメッセージ」の4部門。同校放送部員が登米市登米町の「みやぎの明治村」と石巻市の蛤浜(はまぐりはま)のカフェ「はまぐり堂」を紹介する。
 片岡実校長(58)は「東日本大震災の復興支援への感謝を伝えるとともに、同世代の高校生と交流し、さらに成長してほしい」とエールを送る。
 みやぎ総文後、3年生は引退する。最後の晴れ舞台に日々、積み重ねてきた「飛びっ切りの今」をぶつける。

<放送>仙台市青葉区の市青年文化センターで8月3、4日の両日開催。オーディオピクチャー部門は3日午前10時5分、朗読部門は午前10時20分、ビデオメッセージ部門は午後3時25分、アナウンス部門は4日午前9時10分に開始。県内9校が参加する。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月22日土曜日


先頭に戻る