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<みやぎ総文祭2017>吟詠剣詩舞 生誕450年政宗の生涯 厳かに舞う

総文祭の演目を披露するメンバー

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(18)古川黎明高など

 詩吟の響きに乗せて、踊り手たちが静かに、そして厳かに舞う。「和製歌劇」といった趣だ。
 第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)には、古川黎明高の愛好会を中心にした混成チーム「県高等学校文化連盟吟詠詩剣舞専門部」が出演する。
 演目は「酔余口号(すいよこうごう)」「仙台開府」といった仙台藩祖伊達政宗が詠んだ歌などで組んだ「構成吟」で、生誕450年を迎える政宗の一生を振り返る。
 メンバーは13人。舞踊を主に愛好会の女子が、詩吟を仙台一高、黒川高、亘理高の男子らが担う。愛好会部長の3年塚辺恵理子さん(18)=加美町=は「詩吟と踊りがうまく合った時がうれしい」と語る。
 2人一組の「合吟」を披露する仙台一高2年松田龍史さん(16)=富谷市=と黒川高2年佐藤晴(はる)さん(16)=同=は、家が隣同士の幼なじみで、詩吟を一緒に学んできた。「一人でも多くの人に詩吟を知ってほしい」と練習に励む。
 サッカーや陸上、華道など、メンバーの「本職」はさまざまで、専門家の指導を受け練習を重ねてきた。塚辺さんは「生誕450年の特別な時に宮城で披露できる舞台。多くの人に見てほしい」とその日を待つ。

<吟詠剣詩舞>漢詩や和歌の「吟詠」に合わせて、剣や扇を手にして舞う「剣詩舞」が融合した日本の伝統芸能。詩吟と書道と合わせた「書道吟」、華道と合わせた「華道吟」などもある。8月3日、美里町文化会館で開催され、全国25府県の代表が参加する。


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2017年07月25日火曜日


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