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<みやぎ総文祭2017>吹奏楽 被災地の6校 支援への感謝を込めて演奏したい

数少ない合同練習に集中して取り組む生徒たち

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)が31日から5日間、宮城県内10市町を会場に開かれる。全国の高校生延べ2万人が来県し、美術や書道、合唱など23部門で成果を披露し合う。みやぎ総文の本番に向け、練習や開催準備に励む県内の高校生を紹介する。

◎参加校紹介(19)石巻地区復興合同バンド

 制服の色やデザインがばらばらな高校生145人が、ホルンやトランペットなど30種類を超す楽器を鳴らして音を合わせた。
 15日に東松島市コミュニティセンターであった石巻地区復興合同バンドの初めての合同練習。「フォルティッシモで音を下さい」と、指導する顧問の声にも自然と熱が入った。
 合同バンドは石巻、東松島両市の石巻、桜坂、石巻西、石巻北、石巻工、石巻商の6校で構成。東日本大震災の被災地を代表し、全国からの支援に対する感謝の気持ちを音楽に乗せる。
 披露する曲目は、慶長遣欧使節船をモチーフにした「サンファン・バウティスタII序曲」と、ポップスにアレンジされた「ボレロ」の2曲。サンファンは曲を作った作曲家内藤淳一氏が直接指導し、本番でも指揮を担当する。
 石巻西高吹奏楽部の佐藤淳志顧問(55)は「生徒たちは毎年、地域の音楽祭で一緒に演奏をしているので慣れている。初練習もよくできていた」と強調。石巻高2年の佐藤陽輝さん(16)は「中学校では被災地支援で頂いた楽器を使っていた。元気に演奏する姿を見せて感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

<吹奏楽>全国42団体が8月3、4の両日、多賀城市文化センター大ホールで演奏を披露する。県内からは泉高と多賀城地区復興合同バンド、石巻地区復興合同バンド、私立合同バンドが出場。生徒交流会は3日午後6時10分〜午後7時に同会場で行われる。


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2017年07月26日水曜日


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