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木漏れ日の遠野で「空市」 露店集いバンド演奏やヨガ体験、おむすび作り教室も

マルシェの会場になる雑木林で打ち合わせする伊勢崎さん(右)

 木漏れ日の下に市民が集うマルシェ「空市」が29日、岩手県遠野市の遠野運動公園で開かれる。今年で5回目になるイベントで、雑木林を特設会場に、市内で無農薬栽培に取り組む農家やその農産物を扱う飲食店、陶芸家などの露店22店舗が軒を連ねる。
 家族バンドによる演奏や自然の中でのヨガ体験、おむすび作り親子教室といった催しもある。
 主催する農業伊勢崎まゆみさん(40)は横浜市出身。結婚を機に2006年から遠野で暮らし、農薬と化学肥料を使わないコメ作りに取り組んでいる。自然と共生する農家を応援してもらおうと、13年に空市を始めた。
 当初は参加に慎重だった飲食店も回を重ねるにつれて常連になり、来場がきっかけで自家焙煎(ばいせん)のコーヒー販売に挑戦する人も現れた。「遠野には何もない」と嘆く人に、身近にある豊かさに気付いてほしいとマルシェの開催を続けてきた。
 伊勢崎さんは「出店者と言葉を交わしながら買い物する楽しみを味わってほしい。毎回苦労するが、年に一度、いろいろな人と出会える場として今後も続けたい」と語る。
 午前10時から。情報は随時フェイスブックで公開している。連絡先は電子メールアドレスtononosora@gmail.com


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2017年07月27日木曜日


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