宮城のニュース

<東北大>超広帯域アンテナ研究を評価 虫明名誉教授にマイルストーン賞

IEEE幹部からプレートを受け取る虫明名誉教授(左)

 東北大は27日、エレクトロニクス分野の学会で世界最大規模を誇る米国電気電子技術者協会(IEEE)の「マイルストーン(道標)賞」を受賞した。虫明康人名誉教授(96)が1948年に発表した超広帯域アンテナの設計理論が高く評価された。
 仙台市青葉区のホテルで授賞式があり、IEEE幹部が里見進総長と虫明氏にそれぞれ、プレートを授与した。虫明氏は「約70年前の研究が認められ、大変名誉なことだ」と述べた。里見総長は「東北大の無線通信工学の輝かしい歴史を伝えたい」と語った。
 虫明氏が東北大大学院在籍中に発明した「自己補対アンテナ」は、超広帯域アンテナ設計の基本原理となり、テレビ放送やブロードバンド無線通信、電波天文学、携帯電話などに応用されている。
 マイルストーン賞は、開発から25年以上にわたって社会や産業の発展に貢献した技術が対象。東北大の受賞は95年の「八木・宇田アンテナ」の研究成果に続いて2回目で、国内ではこれまで32件に贈られている。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月28日金曜日


先頭に戻る