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街歩きマップ デザイン賞 仙台・東西線沿線住民ら作製 官民組織、機能性を評価

デザイン賞を受賞した10種類の街歩きマップ

 仙台市地下鉄東西線の各駅周辺の住民らが作製した10種類の街歩きマップが、公共交通利用を促す優れた取り組みを表彰する日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM、京都市)の2017年度のデザイン賞を受賞した。授賞式が28日、福岡市で開かれる。
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 マップは13〜16年度、区役所や地元町内会、市民センターがそれぞれ作製。荒井、六丁の目、卸町など6駅の「若林ウオーカー」、青葉山駅周辺の歴史を解説する「青葉山三景」、八木山動物公園駅周辺の散策コースを紹介する「八木山今昔(いまむかし)」などがある。
 サイズは全てA3判の四つ折りでそろえる一方、デザインは写真をふんだんに使ったり、古地図風だったりと多種多様。地元住民や学生が実際に街を歩いて散策コースを決めるワークショップを開くなど、マップの作製段階から地域の活性化を意識した取り組みが多い。
 JCOMMは土木学会が中心の官民組織で、環境や健康の問題に配慮した交通政策の研究や普及が目的。マップの授賞理由を「地域性を加味しながら利用者が使いやすいように情報が厳選されており、意匠性、機能性が高い」と説明する。
 15年度に川内、国際センター両駅周辺の「新しい杜の都まち歩きMAP」を作った「地域のお宝探検隊」の亀田治さん(56)=青葉区=は「公共交通はドア・ツー・ドアでない分、地域を歩き、その空気を吸い、魅力に気付くことができる」と賞の趣旨に共感する。
 亀田さんらは福岡での授賞式に出席。8月11日に仙台市内で他の関係者への表彰状の伝達式を開く。


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2017年07月28日金曜日


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