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<ベガルタ>素早いクロス+豊富な運動量 新加入古林生き生き 30日出場か

仙台での初練習で汗を流す古林=23日、仙台市の紫山サッカー場

 J1仙台にJ2名古屋から期限付き移籍したDF古林将太(26)が、力強い動きで早くも存在感を発揮している。「仙台の(3−4−3の)システムは経験があるし、プレーしていて楽しい。みんな話し掛けてくれるのでコミュニケーションも問題ない」。新天地でのデビュー戦に向け、充実した表情で練習に取り組んでいる。
 仙台市の紫山サッカー場であった27日の紅白戦。右ウイングバックの古林は、すぐ後方の3バックの右に入ったDF大岩がパスを出した瞬間、全速力で駆け出した。そのまま守備の背後を陥れ、素早いクロスで好機を演出。「自分のいいところは推進力。いい連係ができた」と納得の表情を浮かべた。
 2015年まで連続4季、現J2の湘南で過ごした。「90分間走り続ける攻撃的なサッカー」を戦術の柱に据える〓貴裁監督の下、徹底的に肉体を鍛え上げた。「チームが苦しい時に、いかに走れるか。自分はハードワークすることを大事にしている」と胸を張る。
 豊富な運動量は、既にチームのいい刺激になっている。左ウイングバックを定位置とするMF中野は「守備の背後を狙って、常に走っている。攻撃が活性化される」と強調。渡辺監督は「クロスの次に運動量が武器だと思う。上下運動(攻守の行き来)を惜しまずやってくれる」と評価する。
 早ければ、30日のリーグ戦第19節ホーム柏戦が初陣となる。柏について「前線の選手層が厚く、個々(人)のレベルが高い」と警戒する一方、「3バックと連係を取り、前掛かりに来たところの裏を狙う」と攻略のイメージはできている。
 今季、名古屋ではリーグ戦1試合の出場にとどまった。「試合に出られなくて歯がゆい思いをした。J1上位に行って、タイトルを取れるような力になりたい」。これまでの悔しい思いを、仙台で全てぶつける決意だ。(狭間優作)

(注)〓は「専」の寸が日


2017年07月28日金曜日


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