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<高校野球宮城>仙台育英 着々と得点 14安打で8得点

 【評】仙台育英が逆転勝ち。三、四回に1点ずつ返して同点とすると、六回は代打小川の右中間適時二塁打と長谷川の犠飛で2点勝ち越しに成功。八回にも3点を加えた。黒川は投手陣が14安打と打ち込まれた。

 ▽準々決勝(石巻市民)
仙台育英001102130=8
黒  川020000020=4

<小川、代打起用で勝ち越し打>
 仙台育英の小川が代打起用に応えた。同点で迎えた六回1死二塁の好機、内角高めの直球を振り抜き、右中間へ勝ち越しの適時二塁打を放った。「先行を許す重苦しい雰囲気を変えたかった。体が開かないよう意識し、うまく反応できた」と笑顔で振り返った。
 今大会は全て代走での出場で、今回が初打席。「どんな場面でも、結果を出したい」と常にベンチで相手投手の球筋を観察し、直球が高めに浮く傾向をつかんで好打につなげた。「今後も勝つために自分の役割を果たしたい」と頼もしい。

<黒川、強豪相手に強打で意地>
 黒川の初の4強入りは仙台育英の厚い壁に阻まれた。二回にスクイズなどで先取した2点のリードを守れず、8失点で完敗。3年の斎主将は「下克上を狙ったが、悔しい」と肩を落とす。
 それでも八回に2点を返すなど意地は見せた。8強まで進んだのは10年ぶり。グラウンドの水はけが悪く、雨天時には練習が限られる悪条件の中で強打を磨いて力を尽くした。斎主将は「最後は試合を楽しめた。仙台育英相手に4点も取れたことを、後輩たちは自信にしてほしい」とすっきりした表情で語った。


2017年07月28日金曜日


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