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<東北電>2年連続減益 期燃料価格上昇が影響 4〜6月

 東北電力は27日、2017年4〜6月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.2%増の4706億500万円、経常利益は40.8%減の297億3400万円、純利益は42.5%減の198億500万円。同期としては2年ぶりの増収となったが、燃料価格の上昇などが影響し、2年連続の減益だった。
 売上高は、販売電力量が契約電力の減少などから前年同期比2.2%減ったが、他社販売電力料が約41億円増えるなどして、増収となった。
 経常減益は、燃料価格を電気料金に反映させる燃料費調整制度に基づく差額が、価格上昇によって前年同期の170億円の差益から今期は40億円の差損に転じたことが響いた。経常費用は8.5%増加。火力発電所の点検が重なって修繕費が約86億円増加した。
 通期の連結業績予想は売上高2兆700億円、経常利益900億円、純利益600億円で変わらない。
 記者会見した原田宏哉社長は「原発の再稼働に取り組み、収益構造の改善に努める」と改めて強調した。
 女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)の再稼働を巡っては、原子力規制委員会がどちらの審査を優先するか東北電に確認する方針。原田社長は「どちらかに力を入れるのではなく、それぞれ審査の課題に着実に取り組む」と述べた。


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2017年07月28日金曜日


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