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かまぼこ、フカヒレ、仙台みそ 宮城の特産三味一体計画

かまぼこ、フカヒレ、仙台みそを組み合わせて考案した練り製品

 初代仙台藩主伊達政宗の生誕450年を記念し、かまぼこ、フカヒレ、仙台みそという宮城県特産の食材を組み合わせ、県内外の客をもてなす料理を考案しようと、県内の3社と東北福祉大が「伊達の美味(うま)しを」プロジェクトを始めた。政宗の誕生日とされる8月3日から、塩釜市の「武田の笹かまぼこ」のレストランで試験的に提供する。
 参加するのは同社のほか、フカヒレ加工の仙台〓〓(みんみん)(大和町)、仙台みそ製造の玉松味噌醤油(みそしょうゆ)(大河原町)。東北福祉大総合マネジメント学部の鈴木康夫教授が3社を結び、ゼミの活動として事業計画を練った。
 考案した「貞山ヒレかまぼこ」はフカヒレ、伝統料理食材のクルミを入れた練り製品。調味料として、カキエキスを入れたしょうゆを使用。酢みそに付けて食べる。かまぼこは食材ごとに色の異なる3層になっていて、薄く切って貞山運河の流れを表現した。
 クルミ豆腐にフカヒレのあんをかけた料理や、フカヒレ入りのみそも考案。27日の試食会では「おいしい」という評価の一方、「もう少しフカヒレの食感を出した方がいい」との声もあった。料理はいずれも完成品ではなく「食べた方々の意見を取り入れながら、さらにおいしくしたい」(関係者)という。
 全国トップクラスの生産量を誇った県産かまぼこは東日本大震災後、販路の拡大に苦戦している。鈴木教授は「まずは商品化して、発信することが大事だ」と強調した。

(注)〓は王偏に民


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2017年07月29日土曜日


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