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<岩手水道官製談合>3年連続1社のみ 落札率90%超で受注

 岩手中部水道企業団東和事業所が2015〜17年度に執行した浄水場保守点検業務の指名競争入札には、常に同じ3社が応札し、設備会社「水機商事」盛岡営業所が3年続けて落札していたことが28日、分かった。水機商事の入札価格だけが毎回、予定価格を下回っており、落札率(予定価格に占める落札価格の割合)は90%を超えていた。
 企業団によると、東和事業所が入札業務を担当し、水機商事が落札した事業は全部で5件あった。
 水機商事が落札した保守点検業務の落札率は15年度が94.23%、16年度93.98%、17年度96.77%だった。
 企業団が発足した14年度の保守点検業務の発注は、それまでの継続性を踏まえて随意契約を採用。2社に見積もりを提出させ、水機商事が落札率91.15%で受注した。15年度の浄水場修繕工事も水機商事が落札率96%で随意契約した。
 水機商事は東和事業所以外の企業団発注事業を指名競争入札と随意契約で計8件受注しているが、落札率は82.53〜94.38%と幅があった。
 企業団は「機器によって保守点検できる企業は限られる。90%超の落札率が高いとは言い切れない」と説明している。


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2017年07月29日土曜日


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