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<ピーカンナッツ>陸前高田の拠点化を 東大などと共同研究

 北米原産のクルミ科果樹の実「ピーカンナッツ」の国内での流通拡大と生産基盤構築を目指し、陸前高田市は28日、東大、チョコレート製造「サロンドロワイヤル」(大阪市)と共同研究契約などを結んだ。
 ピーカンナッツは抗酸化作用が強く、認知症などの予防に効果が期待されるという。現在の輸入量は年300トン足らずで、うち約100トンをサ社が菓子の原料として扱っている。
 共同研究は、陸前高田市を拠点に収益性が高いとされるピーカンナッツの普及や国内栽培用の苗木作り、試験生産を進め、農業の再生や高齢化社会の課題解決を図る。
 東大の大学院農学生命科学研究科と生産技術研究所は、ゲノムデータを基に国内生産に最適な品種を選抜し、効率的な栽培管理技術を探る。
 サ社は8月1日、陸前高田市に会社を設立。輸入ピーカンナッツの加工販売や健康機能性食品市場の開拓に取り組む。今後、かさ上げした市街地に店舗やカフェ併設の工場を整備する。


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2017年07月30日日曜日


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