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<相馬野馬追>小高の誇り、武者堂々 7年ぶり行列巡る

住民の拍手を浴びて約110騎が市街地を行進した=福島県南相馬市小高区

 福島県相馬地方の伝統行事「相馬野馬追」が29日開幕し、3神社で出陣式などが行われた。南相馬市小高区では、東京電力福島第1原発事故の影響で中断していた武者行列が7年ぶりに実施され、沿道の住民から盛んな拍手が送られた。
 陣羽織姿の約110騎が中心部の約3キロを巡った。自宅から出陣した佐藤利和さん(39)は「ようやく本来の野馬追に戻った気分。馬上の姿を見てもらえるのは気分が良い。本番でも活躍したい」と話した。
 小高区は原発事故で全域が避難区域となり、昨年7月に一部を除き避難指示が解除された。行列を見送った谷地英男さん(87)は「故郷が活気づいた。武者の気合を感じた」と語った。
 今年の参加数は全体で約440騎。30日は南相馬市の雲雀ケ原祭場地で甲冑(かっちゅう)競馬と神旗争奪戦、31日は相馬小高神社で野馬懸がある。


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2017年07月30日日曜日


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