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視覚障害者の道標400号 月刊音声雑誌「テープみやぎ」仙台で記念の集い

400号記念の集いでこれまでの収録の思い出を語り合う会員たち

◎制作ボランティア一層の充実誓う
 宮城県内の旬の話題などを、目の不自由な人たちに月刊で届ける音声雑誌「テープみやぎ」が、8月の発行で400号を迎える。制作を担うボランティアが開いた今月中旬の「記念の集い」では、これまでの歩みを振り返りつつ、内容を一層充実させていくことを誓い合った。

 テープみやぎの制作は宮城音訳奉仕会(仙台市青葉区)の会員18人が交代で担当。会員が新聞記事や雑誌などから面白そうな話題を探し、健康やスポーツ、催し物情報など9コーナーに分けて紹介する。毎月初旬に同区の県視覚障害者情報センターで収録を行い、74分のCDに収めている。
 16日に同センターであった奉仕会主催の集いには、会員や長年のリスナーら約30人が出席。創刊号から制作に携わっている会員の及川久さん(80)が「いつも喜んで聞いてくださる方々の声を励みに頑張ってきた。これからも会員の個性を大切にしたカラフルなページを作っていきたい」と感謝の言葉を述べた。
 会員による収録の裏話の披露もあり、思い出話に花が咲いた。録音した集いの模様は400号記念号として8月中旬までにリスナーに送付する。
 テープみやぎは1984年4月創刊。東北の音声雑誌の草分け的存在として知られ、本年度は県内約400人の視覚障害者に無料で届けられている。
 センター職員でリスナーでもある中村哲さん(58)は「会員たちが伝えたいと思って選んだニュースを読み上げてくれるので、とても説得力がある」と毎月楽しみにしている。
 県の統計によると3月末現在、県内の視覚障害の身体障害者手帳所持者は5165人。奉仕会は新規のリスナーを募っている。連絡先は県視覚障害者情報センター022(234)4047。


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2017年07月31日月曜日


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