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<楽天>総力戦 リーグVへ一直線

入団記者会見で安部井チーム統括本部長(左)と握手をするクルーズ=7月26日、コボパ宮城

 東北楽天は31日、育成選手2人を支配下登録し、支配下登録できる70選手の限度いっぱいまで選手契約を結んで、今季のトレードや新規契約が可能な期間を終えた。6、7月に主力にけが人が相次ぐ中で、巨人から金銭トレードでクルーズ内野手を獲得。4年ぶりのリーグ優勝に向けててこ入れし、8月の戦いに臨む。
 東北楽天は今季、2月1日のキャンプインを支配下選手64人で迎え、これまでに久保ら4投手と、クルーズ内野手、八百板外野手の計6選手を加えた。
 来日4年目で実績豊富なクルーズについて、安部井寛チーム統括本部長は「(6月半ばの)茂木内野手の負傷離脱の時から獲得を検討していた」と話す。7月24日のペゲーロ外野手の負傷離脱で外国人枠(1軍登録は最大4人。このうち投手、野手とも各最大3人まで)に空きが出たこともあり、クルーズは26日の契約当日から出場し、攻守に活躍している。
 クルーズは今季、巨人と推定年俸2億4000万円で契約を結んだ。東北楽天はその契約を引き継ぐ形で金銭トレードしたため、年俸換算で今季の球団最高額となる大型補強となった。安部井本部長は「フロントも現場と一体となり、優勝を目指す姿勢を示さないといけないと判断した」と球団の本気度を語る。
 一方でクルーズ獲得の翌日も負傷者が出た。今江内野手が27日の試合中に左腕を骨折してレギュラーシーズン中の復帰が絶望的になったほか、守護神の松井裕投手は左肩の故障が判明し、復帰まで約4週間かかる見通しとなった。梨田監督は松井裕の代役に福山、ハーマン両投手の名前を挙げ、やりくりしながら戦力を維持する考えだ。
 安部井本部長は「これから過密日程を迎えるが、これ以上故障者が出ないよう、トレーナーらと体調維持に努めながらシーズンを戦いたい」と言う。「2013年に日本一になった後は苦しいシーズンが続き、ファンの方をがっかりさせた。今年こそファンと一緒に喜びたい」と意気込む。(野仲敏勝)


2017年08月01日火曜日


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