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<高校野球宮城>準決勝再試合 東陵・主戦佐藤瑞 再登板気迫の投球

仙台育英−東陵 3回、2死から死球の走者を出し、マウンドで声を掛け合う東陵の主戦佐藤瑞(右)と捕手三谷

 「最後は(マウンドに)行かせてください」。0−4の八回、東陵の主戦佐藤瑞は千葉監督に直訴した。千葉監督は迷ったが、最後は決断した。「悔いは残させたくない」。九回から再びマウンドに送った。
 佐藤瑞は前日、168球を1人で投げ抜いている。再試合でも先発を託したが、疲れは明らかだった。三回に仙台育英打線につかまり、先制の2点打を浴びて降板。一塁の守備に回ったものの、主戦としてこのままで終わりたくなかった。
 再登板でもさらに1点を失った。それでも、気迫の投球は仲間を鼓舞。八回までわずか1安打だった打線が九回に粘りを見せ、2安打で1点を返した。
 チーム一丸となって優勝候補の仙台育英を最後まで苦しめた。「いい仲間に恵まれた。この2日間、本当に楽しかった」と佐藤瑞。共に力を出し切った仲間に感謝した。(今愛理香)


2017年08月01日火曜日


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