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梅干し作り 地域が協力して伝統行事に 小学1、2年生が挑戦

赤ジソを使った色付け作業を学ぶ児童ら

 仙台市泉区の福岡小(児童40人)で、地元農家が協力した梅干し作り活動が20年以上続いている。1、2年生が梅干し作りを担い、今年も農家の指導を受けながら梅のもぎ取りやへた取り、塩漬けなど、本格的な製法の梅干し作りに挑戦している。

 梅干し作りを始めたのは1995年。以前から授業で使う実習用に田んぼや畑を借りている農家から梅も提供してもらえることになり、梅干しや梅ジュースを作ることにした。
 本年度も7月上旬から1年生6人、2年生3人の児童が近くの農家石川久子さん(70)の指導を受けながら梅干し作りを学ぶ。もぎ取った梅の実20キロのうち12キロを梅干し、残りを梅ジュースにする計画だ。
 7月上旬にもぎ取りとへた取り、同月中旬までに水洗いや塩漬け作業、赤ジソを使った色付けをした。鮮やかに赤く染まった梅は今後、同校のプールサイドなどで児童らが交代で天日干しを繰り返す。
 昨年度に引き続き梅干し作りに挑戦した2年針生美空さん(7)は「シソの葉をだんごのように丸めたら赤い汁がたくさん出てきて面白かった」と話した。
 出来上がった梅干しは、毎年秋に開催している収穫祭で、おにぎりの具材にして食べる予定だ。
 三浦敏光校長は「子どもたちによる梅干し作りが20年以上も続けられたのは、地域住民の協力があればこそだ。今後も福岡小の伝統行事として長く続けていきたい」と語る。


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2017年08月01日火曜日


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