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<6月求人倍率>東北は1.44倍 最高維持

 厚生労働省などがまとめた東北の6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と変わらず1.44倍で、引き続き統計開始以来最高となった。特に人手不足が慢性化している製造業は派遣社員に頼る企業が多くなっており、派遣会社の求人が全県で増加している。
 各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は前月比0.02ポイント減の1.58倍だった。青森は前月比0.03ポイント増の1.25倍で過去最高。岩手は前月比0.02ポイント増の1.42倍で、震災後最高となった。宮城と山形は全国平均1.51倍を上回った。
 宮城労働局は「転職者に加え、6月は離職してから1年以上経過した人の求職者数が大きく減って人員の供給源が限られ、人手不足を補うことが困難になっている」と分析した。
 東北各県の公共職業安定所別の有効求人倍率(原数値)は鶴岡の1.91倍が最高で、最低は黒石の0.66倍。岩手、山形、福島は全安定所が1倍を超えた。
 新規求人(同)は、宮城が前年同月比9.8%増の2万1485人。業種別は派遣が1221人で、4〜6月期の比較では前年同期比10.0%の増加となった。うち製造業への派遣が3割以上を占めた。
 岩手は8.1%増の1万1146人。岩手労働局は「中国と東南アジアでのスマートフォン需要が引き続き高く、機械部品の製造会社が求人を増やしている」と説明した。
 福島は2.9%減の1万5859人で、除染作業員の求人の激減が影響した。


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2017年08月01日火曜日


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