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<保育所幼児死亡>逮捕の女性処分保留で釈放

 盛岡市の認可外保育所で2015年8月、下坂彩心(あこ)ちゃん=当時(1)=が食塩入りの飲み物を与えられ、塩化ナトリウム中毒で死亡した事件で、盛岡地検は1日、傷害致死容疑で逮捕、送検されていた元保育所経営の女性(34)を処分保留で釈放した。
 地検の河原克巳次席検事は「勾留期間中に起訴、不起訴を判断する十分な証拠が集まらなかった」と説明した。今後は在宅で捜査を継続する。
 女性は岩手県警の調べに対し「彩心ちゃんの体調を良くするために飲ませた」と一貫して容疑を否認していた。
 県警は司法解剖の結果、彩心ちゃんの血液中の塩分濃度から推定される食塩摂取量が、女性が供述した量より多かったことなどから、彩心ちゃんに何らかの危害を加えようとしたとみて捜査していた。
 女性は15年8月17日午前10時半〜18日午前0時5分ごろ、経営していた認可外保育所で、彩心ちゃんに食塩入りの液体を飲ませて死亡させたとして、7月11日に逮捕された。
 彩心ちゃんの両親は代理人弁護士を通じ「絶望と怒りと言葉に言い表せない悲しみで、立ち上がることさえできません」とのコメントを出した。


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2017年08月02日水曜日


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