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<大館・市立扇田病院>着服1億1700万円超 委託先の元職員

 秋田県大館市は1日、市立扇田病院で医療事務を受託していた業者の40代の元女性職員が少なくとも9年以上、患者の納めた現金計1億1792万円を着服していたと発表した。市は業者に損害賠償を求めるとともに、刑事告訴を検討している。
 着服は領収書の控えが残る2008年3月〜今年4月の延べ約3万件に上る。会計窓口で受け取った医療費の自己負担金と領収書控えの一部をそれぞれ抜き取り、医療事務システムの記録を改ざん。抜き取った控えは病院の確認を受けた後に戻していた。保管期間が過ぎたため、病院が廃棄した08年2月以前の被害額は不明だという。
 元職員は部署の異動を理由に今年4月末で依願退職。6月に自己負担金を集計していた病院職員が5月の自己負担金が増えたことを不審に思って記録を確認し、発覚した。
 市は10年6月まで受託していたニチイ学館(東京)と、同年7月以降に受託している東北ビル管財(大館市)に損害賠償を請求した。両社は「社内調査を進め、対応を検討する」と話した。


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2017年08月02日水曜日


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