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<南東北インターハイ>陸上女子200m 青野(山形中央)初V

女子200メートル決勝 後半に加速して岩手・盛岡誠桜の山田(右)を追い抜く山形中央の青野(佐藤将史撮影)

 前の2種目で届かなかった地元優勝の夢を3度目の正直で果たした。陸上女子200メートルで2年生の青野がただ一人23秒台の好タイムで初制覇。「最高の気分」と喜びに浸った。
 苦手というスタートが決まった。選手が横一列で並ぶ100メートルと違い、200メートルはレーンごとにスタートラインがずれて隣が見えない。「周りを気にせず集中できた」。勢いよく飛び出してスピードに乗った。23秒98は準決勝で出した自己ベストをさらに0秒29縮める会心の走りだった。
 100メートルで3位、400メートルリレーも6位に終わり、最後の200メートルに懸けていた。「『100メートルは一瞬で終わるけど200メートルは後半で巻き返せる』と自分に言い聞かせた」。予選と準決勝は落ち着いた走りで余力を残し、決勝に全てをぶつけた。
 6月の東北大会の100メートルで11秒77を出して一躍注目を浴びた新星。1年前は「憧れ」だった昨年の覇者、斎藤(岡山・倉敷中央)ら全国の強豪を破竹の勢いで破った。
 来年は追われる立場になる。「プレッシャーはあるけど来年も勝ちたい。100メートルは絶対優勝、200メートルは連覇しかない」。あどけない顔に新女王の強烈なプライドが浮かぶ。160センチ、52キロ。(岩崎泰之)


2017年08月02日水曜日


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