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<南東北インターハイ>明成1点に泣く 相手の堅い守りに屈する バスケットボール

明成−福岡大大濠 第2クオーター、明成・相原が相手をかわしてシュートを決める(岩野一英撮影)
岐阜女―桜花学園 第4クオーター、攻め込む岐阜女・石坂(手前)

 南東北インターハイ第6日は2日、上山市の三友エンジニア体育文化センターなどで13競技が行われ、レスリング男子66キロ級で米沢凌(秋田商)が優勝。84キロ級では山田修太郎(秋田商)が2位に入った。
 バスケットボール決勝の男子は明成(宮城)が福岡大大濠に60−61と惜敗した。

◎福岡大大濠に敗れ、2年ぶりのV逃す

(福島県営あづま総合体育館)
 ▽男子決勝
福岡大大濠 61/9−16/60 明成(宮城)
        23−20
        17−11
        12−13
(福岡大大濠は3年ぶり4度目の優勝)


 バスケットボール男子は、2年ぶりの頂点を狙った明成が1点差で涙をのんだ。60−61の残り2秒、決まれば延長の相原のフリースローはリングにはじかれる。「重圧を感じた。未熟だった」と悔しがった。
 福岡大大濠のゾーンディフェンスを崩せなかった。前半は田中の3点シュートが好調で一時はリードを2桁に広げたが、外一辺倒の攻撃では終盤まで流れを持続できない。後半はフォーメーションを変えられて対応が後手に回った。リバウンドも競り負け劣勢を強いられた。
 外のシュートを打たされる形が続いていただけに、インサイドの八村をうまく使いたかったが、守りが堅く簡単にパスを入れさせてはくれない。八村は14得点にとどまり、相手を圧倒するいつものすごみは発揮できなかった。八村は「マークを振り切り、もっとボールを呼べばよかった」と唇をかんだ。
 準決勝で4度に及ぶ延長を制し勢いに乗る福岡大大濠に「最後は気持ちで押された」と八村。1999年に公立の仙台を率いて全国選抜優勝大会を制して以来、数々の大会を勝ってきた佐藤監督も「自分の指導力の無さに腹が立つ。チームをつくりなおす」。落ち着いた表情の奥に悔しさがにじんでいた。(佐藤夏樹)

<岐阜女、宿敵倒し初制覇>
 宿敵を倒し、夏の日本一を勝ち取った。決勝が3年続けて同じ顔合わせとなったバスケットボール女子で岐阜女が悲願の初優勝を果たした。これまで苦杯をなめ続けた安江監督は「バスケットの神様がちゃんと見ていてくれた。諦めずにやってきた選手はすごいです」とコートで涙をふいた。
 190センチのセンター、ディヤサンを中心に試合を組み立てた。セネガル出身の留学生は桜花学園の粘り強い守備をかいくぐってパスを受け取ると、ゴール下を支配するように得点を重ねた。この日は40得点、28リバウンドと大車輪の活躍。「私が中で決めると言い続けた」と仲間を鼓舞した。
 終盤にもディヤサンにボールを集めて再びリードを広げ、歓喜のブザーを聞いた。勝利の立役者は「まだ国体もウインターカップもある。また練習する」と3冠を見据えた。

<桜花学園、6連覇ならず>
 バスケットボール女子で6連覇を狙った強豪の桜花学園は岐阜女の長身留学生を徹底マークしたが止め切れず、23度目の優勝はならなかった。井上監督は「あれは守れない。うちは(レギュラーに)180センチがいないから」と悔しそうにつぶやいた。
 1年時から出場してきた身長163センチのガード、山本が華麗な個人技で24得点して観客を沸かせた。女王の意地は見せたものの6点差で頂点に届かなかった。


2017年08月03日木曜日


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