宮城のニュース

<南東北インターハイ>狩野(常盤木学園)4位 姉妹の挑戦一歩及ばず フェンシング女子

フェンシング女子個人フルーレ3位決定戦 攻撃を仕掛ける常盤木学園・狩野(左)
フェンシング男子個人フルーレ決勝トーナメント1回戦 果敢に攻める気仙沼の村上(左)

 南東北インターハイ第6日は2日、気仙沼総合体育館などで13競技が行われ、宮城県勢はフェンシングの女子個人フルーレで狩野央梨沙(常盤木学園)が4位に入った。男子個人フレーレは村上拳(気仙沼)が8位。陸上女子100メートル障害で及川優花(柴田)が4位入賞した。バスケットボール男子の明成は決勝で福岡大大濠に1点差で競り負けた。

 姉妹で挑んだ2度目の夏も表彰台に上ることができなかった。フェンシング女子個人フルーレの3位決定戦で、狩野は土佐(秋田・聖霊女短大付)に完敗。「悔しい」。声を振り絞った瞬間、目から涙がどっとあふれ出た。
 序盤から鋭い突きをかわし切れず、連続で5ポイントを許した。3−9で迎えた第1ピリオド終了後の休憩で、監督を務める姉の愛巳(みなみ)さん(20)=早大3年、仙台三高出=が一喝した。「最後まで諦めないで」。得意のカウンターで連続3ポイントを奪ったが、反撃もそこまでだった。
 準決勝は優勝候補の東(和歌山北)と互角の戦いを繰り広げながら敗戦し、「うまく気持ちを切り替えられなかった」。3位決定戦は積極性を失い、受け身に回ってしまったという。
 フェンシングを始めたのは小学1年の時。姉の影響を受けて剣を握った。愛巳さんは7月の世界選手権で16強入りした実力者。高校入学後も二人三脚で歩んできた。愛巳さんは「技術は付いているので、あとは精神面。たくさん経験を積ませて鍛えたい」と期待する。
 「来年こそ優勝する」と狩野。昨年は7位、今年は4位。3年で迎える次は頂点を極めるしかない。(伊藤卓哉)

<村上「自分の動きできなかった」>
 フェンシング男子個人フルーレで、村上が8位に入賞した。ベスト32で負けた昨年を上回る成績にも、「自分の納得できる動きができなかった」と悔しがった。
 特に反省したのが決勝トーナメント1回戦の藤倉(神奈川・法政二)戦。「『強い相手』と意識し過ぎて、受け身に回ってしまった」と振り返る。積極的に攻撃を仕掛けられず、序盤で1−7とリードを許し、逃げ切られた。
 地元の期待を背負った大会。右足首ねんざや左すね痛、右ひじ炎症のけがと戦いながら結果を残した。内海監督は「地元の重圧もあったと思うが、よく頑張った」とねぎらった。
 まだ2年生。「精神面を強化し、来年は表彰台の一番上を目指す」と誓った。

<斎藤、入賞逃し巻き返し誓う>
 フェンシング女子個人フルーレで、気仙沼市出身の斎藤(埼玉栄)は入賞を逃した。8強を懸けた戦いで、1ポイントも奪えず土佐(秋田・聖霊女短大付)に0−15で完敗。「リードされて焦った。思うような動きができなかった」と悔し涙を流した。
 優勝した上野(大分・別府翔青)、3位の土佐はいずれも同じ1年生。「同年代には負けたくない。もっと力をつけたい」と巻き返しを誓った。


2017年08月03日木曜日


先頭に戻る