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<南東北インターハイ>佐藤(山形米沢興譲館)2位 けが乗り越え地元で復活 女子100m障害

女子100メートル障害決勝 14秒01で2位になった山形・米沢興譲館の佐藤(佐藤将史撮影)
女子3000メートル決勝 8分54秒36で優勝した仙台育英のエカラレ(右)

 山形、宮城両県から4人が出場した女子100メートル障害決勝は、3年生の佐藤が14秒01で2位に入った。全国中学大会2位の実力者だが、昨シーズンは右ふくらはぎのけがで棒に振っている。地元のインターハイで見事に復活を果たした。
 準決勝で自己ベスト13秒80を出して決勝へ。得意のスタートは決まったが、隣のレーンの吉田(石川・小松商)が一歩先に行くのを見て「慌ててしまった」。差は詰まらないままゴールを迎えた。
 体の柔らかさを見込まれて小学5年からハードルに取り組み始めた。高校1年の国体では少年女子B100メートル障害で3位に入るなど順調に成績を残してきたが、その年の冬に脚を痛めた。
 ハードルの練習を再開できたのは今年の春。インターハイに照準を合わせ、苦手な後半にスピードが落ちないよう、通常10台のハードルを12台に増やして練習を積み重ねてきた。
 受験があるので、インターハイを高校最後の大会にするつもりだ。決勝を走ったライバルの東北勢は1、2年生。「みんな決勝に残るなんて頼もしい。これからが楽しみですね」。ハードラーとして、またどこかの舞台で戦える日が来ると信じている。159センチ、51キロ。(岩崎泰之)

<連覇のエカラレ「めっちゃうれしい」>
 女子3000メートルはエカラレが8分54秒36で2連覇を達成。「めっちゃうれしいです」と喜んだ。
 序盤から先頭集団で体力を温存し、残り1000メートルでスパート。あっという間に抜け出してそのままゴールを駆け抜けた。今大会は1500メートルも好記録で制し、2冠も達成。「私、ハッピーです。いいインターハイでした。次は駅伝を頑張ります」とご機嫌だった。

<関本、準決勝敗退に肩落とす>
 女子100メートル障害の関本(秋田・大館鳳鳴)は準決勝で敗退した。「勝ちたい気持ちが強過ぎて、走りにつながらなかった。悔しいです」。昨年大会の400メートル障害の覇者はひっそりと高校最後のインターハイを終えた。
 2日前にあった400メートル障害はまさかの6位。13秒台を狙いにいったこの日も「体調は良かった」というが後半バテて14秒18。「100メートル障害は前回準決勝敗退だから、今回は決勝に行きたかった」と肩を落とした。
 次は秋の国体に照準を合わせる。「400メートル障害で自己ベスト58秒83を更新して優勝したい」と復活を誓った。

<村上主将「思い切って走った」>
 男子1600メートルリレーで弘前実が3分13秒28で6位入賞。2日前の400メートルリレーも5位入賞しており、1走の村上主将は「400メートルも1600メートルも学校として初めての決勝進出。メダルは取れなかったけど、思い切って走った」と満足そうだった。
 青森県大会や東北大会は3分13秒台だったが、インターハイ予選、準決勝は3分11秒台を連発して決勝へ進んだ。ファイナル進出に貢献したものの、100メートルが本職の村上は「準決勝の疲れが取れず、決勝はバテた」と全力の走りを振り返った。
 ただ一人の2年生メンバー木立は「学校史上最高のメンバーだった。来年は自分が主力になって強いチームをつくってメダルを取りたい」と誓った。


2017年08月03日木曜日


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