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<内閣改造>日報問題再発防止へ検証 防衛相・小野寺五典氏に聞く

再び防衛相に就き「全身全霊で職務に取り組む」と語る小野寺氏=3日、衆院第2議員会館

 内閣改造で再入閣した小野寺五典防衛相(衆院宮城6区)は3日、河北新報社の単独インタビューに応じ、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で揺れる防衛省の立て直しを急ぐ決意を示した。弾道ミサイルの発射実験を繰り返す北朝鮮への対応に全力を挙げるほか、東日本大震災の被災地選出議員として的確な災害対応も強調した。(聞き手は東京支社・小木曽崇)

 −再登板の気持ちは。
 「日報問題、北朝鮮対応など多くの課題が山積する大変難しい時期だ。心には震災被災地の復興はようやく折り返しとの思いがある。これからが形になる大事な時期。そこに思いを寄せながら職責を果たす。日本のどこで災害が起きても国民の生命、財産を守る自衛隊であるよう被災地出身大臣として対応する」
 −日報問題で損なった防衛省の信頼回復は。
 「特別防衛監察で一定の結果は出たが、大臣として改めて検証し、何が起きたのか把握するのが第一。最も大切なのは再発防止策だ。しっかり指示する」
 −北朝鮮の弾道ミサイル発射実験がやまない。
 「東北の日本海側に落下することが多くなっている。この海域は多くの漁船、民間の船舶、航空機が航行している。北朝鮮の行為には外交を通じて抗議する。万が一の時には警告も出せるよう警戒、監視を強化する必要がある」
 「自民党の作業部会座長として(ミサイル発射拠点を巡航ミサイルなどで破壊する)敵基地反撃能力を保有すべきだと安倍晋三首相に提言した。今度は首相の下で提言を受け止める立場。総合的なミサイル防衛システム構築に努めたい」
 −東京都議選後、安倍内閣の支持率が急落した。
 「いばらの道だが、誰かがやらねばならない仕事。日本の安全保障が重要だと思い、役目を引き受けた。できる限りの努力をする」


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2017年08月04日金曜日


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