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<内閣改造>「古里振興力強く」「実務型布陣」 東北各知事コメント

 度重なる不祥事による支持率低下の中で第3次安倍第3次改造内閣が発足した3日、東北の各県知事は相次いでコメントを発表した。東日本大震災からの復興推進や地方の人口減少対策など、現状を改善する施策展開への期待を示した。
 震災被災地のうち、岩手県の達増拓也知事は「震災復興や古里振興を力強く推進してほしい」と強調。鈴木俊一衆院議員(岩手2区)の五輪相就任を「大変喜ばしい。復興を世界に発信する大会の成功に向け、活躍を期待する」とした。
 今も東京電力福島第1原発事故に伴う避難が一部で続く福島県。内堀雅雄知事は「福島県の復興は途上で、わが国の最優先課題だ。改めて首相が明言している『閣僚全員が復興大臣』という意識で、復興創生に一丸となって取り組んでほしい」と厳しさをにじませた。続投する吉野正芳復興相(衆院福島5区)には「留任は大変心強い」と期待を寄せた。
 新内閣を「実務型」と評するのは宮城、秋田の両知事。村井嘉浩宮城県知事は「5人が留任したほか、閣僚経験者が多く入閣した」とした上で、「2度目の就任となる県選出の小野寺五典防衛相(衆院宮城6区)は優れた識見と豊かな経験を十分に生かし、手腕を発揮されると確信している」と国民の信頼回復に向けてエールを送った。
 佐竹敬久秋田県知事も「安定性を重視した実務型の布陣」とみる。新内閣に対し、経済の好循環と財政健全化の両立などの国政課題に加え、「地方創生・人口減少対策」への真摯(しんし)な取り組みや7月の県内の大雨被害を踏まえた「災害に強い国土づくりの推進」を望んだ。
 人口減や超高齢化時代には三村申吾青森県知事も言及。「地方の実情をしっかりと認識し、豊かな社会づくりに積極的に取り組んでいただきたい」とした。


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2017年08月04日金曜日


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