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<入試のツボ>本番想定の対策重要

◎高校受験・前期と後期の日程一本化

 県教委は前期と後期選抜に分かれている公立高入試を、現在の中学1年生が受験する2020年度から一本化することを検討している。
 現行制度が始まったのは13年度。「(前期で)不必要な不合格体験をするのは子ども、教員双方に大きな負担だ」という声が当初からあった。さらに「入試期間の長期化による事務作業の増加」「前期合格者の学習意欲低下」といった問題も指摘されてきた。
 これらを解決するのが制度改革の狙いだ。日程の一本化が実現した場合、受験生の負担は明らかに減るだろう。
 新制度は受験生が1度だけ入試に臨み、学校ごとに2通りの選抜方法を実施する方向で検討が進められている。それは5教科の学力検査と調査書を基に評価する「共通選抜」と、学校ごとに基準を定める「特色選抜」だ。
 新制度の入試日程は3月初めと想定される。現行制度よりも、じっくり時間をかけて受験校を選択できるようになるだろう。私立の入試日程と時期が異なるので、落ち着いて受験に臨めるはずだ。
 一方で「実力を発揮する機会が1回しかなくなる」とプレッシャーを感じる生徒も少なくないだろう。準備期間をこれまでより長く取れる分、本番を想定した対策に一層注力する必要が生じる。
 新制度の検討・導入がスムーズに進み、受験生の不安が一日でも早く解消されることを切に願っている。(個別教室のアップル・木下啓仙台駅前教室長)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2017年08月05日土曜日


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