宮城のニュース

<楽天>岸小雨の中我慢の投球 打線の逆転劇お膳立て

7回2失点と粘りの投球を見せた東北楽天先発の岸

 東北楽天先発の岸が我慢の投球でエースの仕事をした。1−2とリードを許したまま八回を前に降板したとはいえ、先発が役割を果たせず連敗に陥った嫌な雰囲気を振り払った。手元を狂わせる小雨にも負けない投球で、打線の逆転劇をお膳立てした。
 立ち上がりにいきなり落とし穴があった。一回2死一塁、鈴木に被弾し先に2失点。打者有利のカウント3−1からストライクを狙った直球を痛打された。「あれは自分がカウントを悪くしたせい」と反省する。
 それでも二回以降は「何とか粘れた」と四、六回の窮地をしのいだ。100球を超えて上がった七回は1死二塁から、もう一踏ん張り。平沢(仙台育英高出)を高めへの真っすぐで、吉田を低めへのカーブで空振り三振に仕留めてピンチを乗り切った。
 「連敗中だったし、梨田監督の誕生日でもあったから」。クールな岸だが、登板前日からこの試合に勝ちたい気持ちは強かった。それだけに、試合後は「チームが勝ててよかった」とほっとした表情を見せた。(金野正之)


2017年08月05日土曜日


先頭に戻る