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<NPOの杜>生産者と消費者結ぶ

 今では忙しい現代人の生活習慣に合わせ、どこでも気軽に弁当や出来合いの総菜を買うことができます。一方で、家庭で手間をかけて食事を作ることが少なくなり、地域の伝統食や行事食を作ったり食べたりする機会も減っています。このような現代の食事環境に危惧を抱いた主婦4人が立ち上げたのが、食育NPO「おむすび」です。今年10年目を迎えます。
 活動のコンセプトは「つくる人(生産者)とたべる人(消費者)をつなぐ」こと。「食の楽しさ大切さを伝える」こと。年間10回以上開催する料理教室では、地産地消、旬や季節感を大切にし、生産者やみやぎ生協、流通に携わる企業の協力も得ています。
 魚離れが進む中、食卓にもっと魚料理を登場させてほしいと始めたのが「お魚がきっと好きになる料理教室(親子向け)」と「大人のお魚教室(お父さん向け)」です。水産卸の仙台水産から講師を派遣してもらい、魚をおろすところを見学し、調理します。初めて包丁を握る子、マダラのおなかの中の白子にびっくりする子、苦手だった魚が食べられるようになった子…。体験は宝物! 自分で調理をすることで食への関心は広がっていきます。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)


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2017年08月07日月曜日


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