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<花咲か大作戦>野鳥の食害で桜の名所大打撃…共存へ編み出した作戦とは

桜の木の周りに施肥する参加者=むつ市の早掛沼公園

 野鳥による食害で壊滅的な被害を受けたむつ市の桜の名所で、「花咲か大作戦」と銘打った市民参加の取り組みが始まった。施肥で樹木の体力を強化し、野鳥が食べ切れないほどのつぼみを実らせる作戦。来春の満開を夢見る。

 同市の早掛沼公園に7月30日、地元企業の社員や市民約100人が集まり、造園業者の指導を受けながら約360本の桜に1本ずつ肥料をまいて回った。水源地公園でも約50人が約200本の桜に施肥した。
 秋口にも肥料をまき、冬は鳥が近づくと音が鳴る警報器を取り付け、桜の成長を助ける。
 市によると、今年の桜の開花状況は例年に比べ、早掛沼公園で3割、水源地公園で7割、桜ロードで3割と壊滅に近い状況だった。
 野鳥のウソが春先に桜のつぼみを食べてしまったのが原因。害鳥ではないため、市は駆除せずに桜を保護しながら共存する方法を選んだ。
 早掛沼公園で肥料をまいたむつ市第二田名部小3年の角本颯汰君(9)は「来年はたくさんの花が咲いてほしい」と話した。


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2017年08月07日月曜日


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