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<南東北インターハイ>女子ダブルスカル 佐藤・五十嵐組(秋田本荘)V 

ボート女子ダブルスカル決勝 優勝し、ガッツポーズする秋田・本荘の佐藤(左)・五十嵐組(伊深剛撮影)

◎猛烈スパートで逆転

 ボート女子ダブルスカルは佐藤、五十嵐組が猛烈なトップ争いを制し頂点に立った。ゴールの瞬間、2人はガッツポーズで喜びを爆発させた。
 決勝のライバルは6月の全日本ジュニア選手権シングルスカルで1、2位に入った美方(福井)の強豪ペア。500メートルまでは先行されたが、750メートルすぎで逆転し、ラスト150メートルで1艇身のリードを奪う。「来た、来たっ」(五十嵐)と勝利を確信し、ゴールへ飛び込んだ。
 今年3月の全国選抜大会は美方の別のペアに負けて2位だった。悔しさをバネにスタートなどを強化し、今大会は挑戦者の気持ちでレースに臨んだ。準々決勝から短いスパートを繰り返すこぎ方に変えるなど、最後まで勝ち方を追求した末につかんだ頂点だった。
 ペア結成は1年前。佐藤が「言いたいことを言い合える仲」と話せば、五十嵐も「信頼関係はどこよりも強い」と言い切る。佐藤165センチ、五十嵐166センチと身長のバランスも良い。
 3年生で初めてインターハイに出場し、同校に18年ぶりの優勝をもたらした。浅沼監督は「後半の強さが光った」と評価した。
 表彰式後、2人は地元から駆け付けた応援団に「皆さんの応援のおかげで日本一の景色が見られました」と感謝の言葉を伝えた。見渡せば笑顔ばかり。「最高の恩返しができた」と2人でうなずいた。(岩崎泰之)


2017年08月07日月曜日


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