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<宮城労働局・監督指導結果>違法時間外労働49%

 宮城労働局は8日、長時間労働が疑われる県内の事業場330カ所で2016年度に実施した監督指導結果を公表した。7割を超える244カ所で違法な時間外労働などの関係法令違反があった。
 主な法令違反のうち、違法時間外労働は162カ所(49.1%)、賃金不払い残業は54カ所(16.4%)、過重労働による健康障害防止措置未実施は50カ所(15.2%)で見つかった。
 違法時間外労働があった162カ所のうち、115カ所で1カ月当たりの時間外・休日労働が80時間を超える労働者がいた。150時間超は20カ所、200時間超は5カ所あった。
 法令違反があった事業場の業種別は、接客娯楽が90.5%で最も高く、商業(87.0%)や教育・研究(80.0%)、製造(72.2%)で割合が多かった。
 過重労働による健康障害防止に向けた改善指導は、全体の82.7%に当たる273カ所で実施。「月80時間以内への削減」(189カ所)や「衛生委員会等での調査審議の実施」(69カ所)を求めた。77カ所に対しては、労働時間の管理が不十分だとして適切に把握するよう指導した。
 宮城労働局が長時間労働の監督指導結果を公表したのは初めて。監督課の担当者は「立ち入り調査を通じて長時間労働を是正し、過労死の防止や働き方改革を進めたい」と話した。


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2017年08月09日水曜日


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