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<台風5号>交通機関混乱 強風で倒木 避難準備発令も

強風で電線に倒れかかった木=8日午前、仙台市太白区八木山本町2丁目

 台風5号が接近した宮城県内は8日、県や栗原市、川崎町などが警戒本部を設置し、加美町は同日午後6時57分、町内全域に避難準備・高齢者等避難開始を発令した。倒木被害が出たほかJR東北線の一部区間運休など交通機関が乱れた。
 加美町によると、小野田コミュニティーセンターなど町内3カ所に避難所を設けた。同センターに身を寄せた同町原町六角、無職今野芳亮さん(73)は「今まで(被害が)なかったから大丈夫だと判断するのは危険と思った」と語った。
 仙台市太白区八木山本町2丁目では午前10時15分ごろ、道路脇の高さ15メートルの松の木が強風で電柱に傾いた。青葉区旭ケ丘では午後4時15分ごろ、住宅に木が倒れかかっているとの通報があり、消防が出動した。
 河川では太白区大野田の名取川と泉区実沢の七北田川上流が水防団待機水位を超え、消防が警戒した。
 JRは東北線福島−仙台間、石巻線渡波−女川間の上下計8本が運休し、10本が最大約1時間10分遅れた。仙台空港の発着便は計68便が欠航。離島航路は網地島ラインが14便、シーパル女川汽船が2便欠航した。
 柴田高は8日のオープンキャンパスを中止した。岩沼市は岩沼西小などで予定していた小中学生対象の学習支援活動「学び塾」を取りやめた。
 9日は仙台市八木山動物公園(太白区)が臨時休園、女川町である女川湾戦没者慰霊祭が中止になる。


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2017年08月09日水曜日


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