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七つの浜の砂使い七色のガラス玉 震災犠牲者への祈り込める

七つの浜の砂で作られたガラス玉。琥珀(こはく)色、漆黒など浜ごとに色が異なる=七ケ浜国際村

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県七ケ浜町の七つの浜の砂を使い、町民らがガラス玉を作るプロジェクトが完了した。100人以上に上る震災犠牲者への追悼の思いを込め、3年間のプロジェクトには延べ400人を超える人が参加。浜ごとに色合いの異なるガラス玉が完成した。
 プロジェクトは「EARTH GLASS七ケ浜。」。町のシンボルで津波被害に遭った白砂の七海岸について、町民のさまざまな思いを形にして残そうと、七ケ浜国際村が2014年8月、仙台市太白区のガラス作家村山耕二さんの協力を得て始めた。
 ガラス玉作りのワークショップは菖蒲田浜、花渕浜、東宮浜、代ケ崎浜、松ケ浜の砂に続き、吉田浜、湊浜の砂で作る回が7月29、30日に国際村であった。参加した約120人の子どもたちは砂を炉に入れ、赤く溶けたガラスを棒に絡めて形を整えた。
 完成した七つの浜のガラス玉は、国際村に展示している。村山さんは「浜ごとに砂の鉱物の組成が違うので、色合いが異なるガラス玉ができた。それぞれの思いを形に残してもらえればうれしい」と話す。


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2017年08月10日木曜日


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