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<竹駒神社>女みこし存続の危機「伝統の灯絶やしたくない」参加者募る

秋季大祭で女みこしを担ぐ女性たち=2015年9月

 宮城県岩沼市の竹駒神社で毎年9月に開かれる秋季大祭で、5基のみこしのうち1基を女性だけで担ぐ「女みこし」が、担ぎ手不足から存続の危機に立つ。25〜35人が必要だが、常連の高齢化などで確保できたのは10人ほど。運行を統べる朱睦(あけむつみ)会メンバーは「伝統の灯を絶やしたくない」と参加者を募っている。
 女みこしの参加資格は「18歳以上の女性」だが、岩沼市民でなければならないとの誤解があり、近年は参加者数が伸び悩む。みこしを担ぐ機会の少ない女性にとって、神事として事前に練習がないことも敬遠される要因とみられる。
 朱睦会の中心メンバーは高齢化が進む。その年に身内に不幸があると担ぎ手を遠慮する風習があり、現時点で参加を予定するのは20人弱。うち10人は拍子木や塩などの小物を持つため、担ぎ手は10人程度にとどまる見通しだ。
 女みこしは神社を出発、休憩を挟みながら市中心部を約1キロ練り歩く。朱睦会の組頭斎藤つむぎさん(45)は「日本三稲荷の伝統ある祭りで、女みこしをなくしたくない」と広く参加を呼び掛ける。
 参加希望者は電子メールakemutsumi2017@yahoo.co.jpに住所、氏名、当日の連絡先を送信。9月24日午前10時までに竹駒神社の社務所前に集合する。担ぎ手の和装は朱睦会が用意する。

○時 期  2017年9月の秋季大祭
○資 格  18歳以上の女性
○人 数  25人ぐらい
○理 由  存続の危機
組頭から「日本三稲荷の伝統ある祭りで、女みこしをなくしたくない」


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2017年08月10日木曜日


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