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<甲子園>盛岡大付、一気の攻めで逆転勝ち

 9日、1回戦4試合が行われ、盛岡大付(岩手)明徳義塾(高知)前橋育英(群馬)松商学園(長野)が2回戦に進出した。
 盛岡大付は昨夏全国制覇を果たした作新学院(栃木)を4−1で破った。五回に比嘉の2点二塁打などで3点を勝ち越し、平松が2安打に抑えて完投した。岩手勢は5年連続初戦突破。
 日大山形は延長十二回、明徳義塾に3−6で敗れた。1点を追う二回に2点を挙げて3−2と一度は逆転したが、六回に追い付かれた。延長に入り、十二回に3点の勝ち越しを許した。

 ▽1回戦(第1試合)

作新学院(栃木)100000000=1
盛岡大付(岩手)01003000×=4

 【評】盛岡大付が逆転勝ち。二回に同点とし、1−1の五回は暴投で勝ち越すと、なおも2死一、二塁と攻め、比嘉の中越え適時二塁打で2点を加えた。平松は変化球を効果的に使って2安打完投。一回に暴投で先制を許した後は相手打線を寄せ付けなかった。
 2連覇を狙った作新学院は3点を追う九回2死満塁の好機を生かせず、初戦敗退した。

<比嘉、勝利引き寄せる一振り>
 盛岡大付は4番比嘉主将の一振りで勝利を引き寄せた。1点勝ち越した直後の五回2死一、二塁、初球の直球をはじき返して中越えの2点二塁打。「どんな当たりでも得点につなげる」との強い思いがバットに伝わり、フェンス直撃の大きな一打を生んだ。
 チームが放った10安打のうち唯一の長打。試合前に関口監督が「人のいない場所に打つのが野球」と語った通り、内野手の間を鋭く抜く単打を積み重ねて好機を引き寄せた。比嘉主将も「単打でつながる打線を目指したい」と浮かれずチームの打撃に徹する覚悟だ。
 2連覇を狙った優勝候補を破っての初戦突破。比嘉主将は「『勝って勢いに乗れ』との意味と思い、燃えるものがあった。目標は全国制覇」と誓った。

<守りの勝利だった/盛岡大付・関口清治監督の話>
 バッテリーを中心によく守った。もう少し失点を覚悟していたが、守りの勝利。(2死満塁の)九回は平松の気迫と根性に懸けるしかなかった。打線は3人の左打者が応えてくれた。


2017年08月10日木曜日


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