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<甲子園>日大山形、延長12回力尽きる

 9日、1回戦4試合が行われ、盛岡大付(岩手)明徳義塾(高知)前橋育英(群馬)松商学園(長野)が2回戦に進出した。
 盛岡大付は昨夏全国制覇を果たした作新学院(栃木)を4−1で破った。五回に比嘉の2点二塁打などで3点を勝ち越し、平松が2安打に抑えて完投した。岩手勢は5年連続初戦突破。
 日大山形は延長十二回、明徳義塾に3−6で敗れた。1点を追う二回に2点を挙げて3−2と一度は逆転したが、六回に追い付かれた。延長に入り、十二回に3点の勝ち越しを許した。

 ▽1回戦(第4試合)

明徳義塾(高知)110001000003=6
日大山形(山形)120000000000=3(延長十二回)

 【評】日大山形は延長十二回に3点を奪われ、力尽きた。六回に同点とされ、十二回2死一、二塁から内野安打に失策が絡んで勝ち越しを許し、さらに今井の右前2点打で差を広げられた。打線は13残塁。1−2の二回、斎藤史の2点打で逆転したが、その後はつながりを欠いた。明徳義塾は三回以降に投手陣が粘り、打線の奮起を呼び込んだ。

<鹿野、悔し涙止まらず>
 日大山形の内野の要、鹿野が最後の守備で泣いた。延長十二回2死一、二塁、三遊間を抜けそうな打球を好捕したが、二塁へ悪送球。二走が生還して決勝点を許した。「自分が試合を崩してしまった」と泣き崩れた。
 捕球後に三塁送球を考えたが、ベースががら空きのため断念。崩れた体勢が災いして「中途半端になってしまった」。直後に右方向への詰まった当たりが2点打となり勝負が決した。
 初戦敗退を喫したが、2併殺に絡むなど手堅い守備でチームをもり立てた。悔し涙が止まらない背番号6を荒木監督は「鹿野のプレーで甲子園まで来られた」とねぎらった。

<運と監督の差出た/日大山形・荒木準也監督の話>
 好機がありながら勝ち切れなかった。(2連打が出た)延長十回はサヨナラだと思ったが、何とも言いようがない。勝ちを一瞬逃した直後に守ることはできた。最後は運と監督の差が出た。


2017年08月10日木曜日


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