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被災地振興に台湾の若者呼び込もう 日台の大学生が南三陸で討議、企画を提案

台湾からの旅行者を増やすための企画を発表する大学生

 日本と台湾の大学生が参加する南三陸町日台交流プログラムの事業発表会が10日、同町志津川の南三陸ポータルセンターであった。東日本大震災で被災した町の交流人口を増やすため、台湾の若者を呼び込む観光振興策を提案した。
 プログラムは7〜10日の日程で、日本と台湾の大学生18人が参加。町内の漁師や水産加工業者を訪ねて町の魅力を探った。7月に再開した海水浴場サンオーレそではまにも足を運んだ。
 発表会で学生は、自然体験を取り入れ日本語を学ぶツアーや、個人で楽しむ民泊旅行といった企画を紹介。台湾人好みの味付けをしたホヤ入りのシーフードカレーを作って審査員に食べさせたグループもあった。
 台湾から参加した陳柏欣(ちんぼうしん)さん(20)は「日本の学生と仲良くなり、文化の違いを知ることができた。台湾に帰って南三陸のことを発信したい」と話した。
 審査員を務めた仙台国際空港の岡崎克彦取締役は「若い人が南三陸の良さを伝えていくことで町民同士の交流が活発になるだろう。観光から移住といった長期的な視点でも地域活性化を考えてほしい」と話した。


2017年08月11日金曜日


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