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<避難指示解除>福島・飯舘に帰還住民待望の道の駅 地元農産品も徐々に拡充へ

施設内には村民の笑顔の写真が飾られている
完成を祝い、テープカットをする関係者

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部を除き今春解除された福島県飯舘村に、道の駅「までい館」が完成し、竣工(しゅんこう)式が11日にあった。オープンは12日で、帰還住民の生活再建の後押しや交流促進を担う。

 施設は木造平屋、床面積約1200平方メートルで、県産農産物や花を扱う販売所や豚丼などを出す軽食コーナーを備える。入居するコンビニエンスストアは村中心部から移転。中央ホールの天井にはベゴニアなどの花80鉢がつり下がる。総事業費約13億7000万円で、国の補助金や交付金を活用した。
 村内の商業施設の営業は原発事故後、コンビニを除いて初めて。今後は営農再開の進展に合わせ、地元産農産物を増やしたい考え。周囲には花栽培用のハウスを設け、10月には村営住宅15戸の建築に着手する。公園整備も計画する。
 関係者ら約120人が参加した式典で、菅野典雄村長は「ユニークでまた立ち寄ってみたいと思われる道の駅にしたい」と話した。


2017年08月12日土曜日


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