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<甲子園>仙台育英18安打猛攻 山田のフルスイングが打線に火

滝川西−仙台育英 1回表仙台育英1死二塁、山田が左越えに先制の2点本塁打を放つ。捕手細矢

 山田のフルスイングが仙台育英の打線に火を付けた。一回1死二塁で迎えた第1打席、1ボールからの2球目、直球が真ん中に甘く入るところを逃さなかった。ライナー性の打球は左翼席に飛び込んだ。
 宮城大会決勝で左脇腹に死球を受けてから調子を崩していた。大阪入りしてからの打撃練習でもフライを打ち上げるばかり。「どこかスイングの感覚がおかしくなっていた」
 佐々木監督からは振りが大きくなっていることを指摘され、宿舎で夜の特訓が始まった。投げてもらったバドミントンのシャトルを芯で捉える「羽根打ち」を繰り返し、本来のフォームを取り戻そうとした。
 悩む山田に協力したのは4番佐川ら打撃陣だ。スイングを繰り返しながら問題点を指摘してもらい、修正を図ってきた。
 結果は第1打席で出してみせた。山田は「先生(佐々木監督)の指導やチームメートのおかげで自分らしいフルスイングができた」。満面の笑みで振り返った。
 終わってみれば18安打15得点の大勝。「山田のフルスイングはチームのお守りのような存在。みんなを元気にしてくれる」と佐々木監督。チーム一の長距離砲が戻ってきたことを喜んだ。(今愛理香)


2017年08月13日日曜日


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