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<震災6年5カ月>三沢の震災被害写真見て忘れぬ 自主防災会が企画展 福泉寺

震災の被害状況などを説明する一戸さん

 東日本大震災の被災経験の風化を防ごうと、青森県三沢市にある福泉寺で12日、震災時に撮影した写真の展示会が始まった。
 地元出身者が帰郷するお盆に合わせ、沿岸部の六川目自主防災会が昨年に続き開催。防災会によると、海抜4メートルほどの地区に最大で約1.7メートルの津波が押し寄せ、全半壊34棟、床上浸水18棟の被害が出た。
 会場には被害状況を記した地図と、防災会の会員が撮影した写真約100枚の中から32枚を展示。津波に流された家の一部や散乱した室内など、震災直後の様子がうかがえる。
 震災発生時に青森県蓬田村にいた防災会長の一戸実さん(68)は、当日夜に三沢に到着。翌朝から、地域の状況を確認しながら写真を撮ったという。
 一戸さんは「自分たちの古里が被害を受けたことを知らない人もいる。今の生活が戻ったのは、地域の絆があったからだと知ってもらいたい」と話した。
 16日まで。午前7時〜午後6時ごろまで無料で入場できる。防災会は市内のイベントなどでも写真を展示する予定。


2017年08月13日日曜日


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