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東日本大震災から7度目の盆入り 墓地再建ようやく

再建した墓に手を合わせる家族連れ。後方は新しい集合型災害公営住宅=13日午前9時50分ごろ、名取市閖上

 東日本大震災から7度目となる盆の入りの13日、被災地の寺院や墓園には先祖や震災犠牲者の冥福を祈る家族連れらが訪れた。1月に墓地が再建された宮城県名取市閖上の観音寺では、檀家(だんか)らが震災後初めて地元で盆の墓参りをした。
 復興のかさ上げ工事で様変わりする閖上地区は、7月に集合型災害公営住宅への入居も始まった。観音寺は津波に流された本堂の再建に先立ち、墓地に真新しい墓石が並ぶ。訪れた人は造り直した墓に花や線香を供え、手を合わせた。
 同市杜せきのしたの主婦伊藤利枝さん(39)は閖上にあった自宅を流失。13日には震災前に亡くなった祖父の納骨を行った。「ようやく供養がかなった。早く街の活気も取り戻してほしい」と願った。


2017年08月14日月曜日


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