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<ベガルタ>仙台8戦ぶり白星 西村と大岩攻守支える

仙台−広島 先制ゴールを決めた奥埜(左端)と喜ぶ(左から)西村、中野、富田(伊深剛撮影)

 「ほっとした」。試合後に渡辺監督は開口一番、笑顔で語った。7戦続けて白星がない中、今後巻き返すには降格圏に沈む広島に勝利することが絶対条件だった。今季最も大きな重圧を、仙台ははねのけた。
 勝利の立役者は西村。後半6分、敵陣奥深くの左サイドでパスを受け、ドリブルで中央に切り込む。敵のマークが甘くなった瞬間、右足を振り抜いた。約20メートルの強烈なシュートに、GKはたまらず落球。詰めた奥埜が冷静に蹴り込んだ。
 西村は「もう少し良いコースで(自分で)決めたかったが、いい形で得点につなげられた」と笑う。前半序盤は広島に押し込まれたが「走り回って貢献しよう」と攻撃陣を鼓舞し続けた。「推進力をもたらした」と渡辺監督も賛辞を惜しまない。
 陰で支え続けたのは大岩だ。累積警告で欠場した平岡に代わり、慣れない3バックの中央で先発。屈強な広島のパトリックに当たり負けしない球際での強さを発揮した。2戦連続の無失点に「DFとして常に目指していること。これで勢いがつく」と声を弾ませる。
 渡辺監督は「下を向いても良いことはないと声を大にしたかったが、選手もスタッフも下位の結果を気にしていた。この勝ち点3は、そういう空気を払拭(ふっしょく)してくれる」と勝利の価値を強調した。(狭間優作)


2017年08月14日月曜日


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