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<楽天>アマダー、後半戦けん引 一発出れば負けない「不敗神話」も

7月22日のオリックス戦で3打席連続本塁打を放ったアマダー。後半戦で調子を上げている=コボパ宮城

 東北楽天のアマダー内野手が一気に調子を上げ、打線をけん引している。7月18日以降の後半戦は、球団初の3打席連続本塁打や、来日2季目で初のサヨナラ弾を放つなど22試合で打率3割3厘、9本塁打、17打点と爆発。7月下旬に負傷離脱したペゲーロの穴をしっかりと埋め、得点源の働きを続けている。

<美馬を後押し>
 計9本塁打した後半戦6試合は全勝で、打てば負けない「アマダー不敗神話」が出てきた。特に調子づくのが美馬が先発することが多い土曜日の試合。今季16試合に出場し、打率3割9分、8本塁打、20打点と打ちまくった。7月22日は3打席連続本塁打、8月5日は2本塁打で美馬を後押しした。
 美馬は「試合前に『アマちゃん今日も頼むよ』とお願いしたら3打席連続本塁打してくれた。2本塁打の時は何も言わなくても打ってくれた」と感謝する。則本が先発だった12日の土曜日も3適時打による3打点できっちりと援護した。アマダーは「曜日も先発も関係ない。とにかく打つだけ」と役割に集中する。

<選球眼が改善>
 アマダーは昨季も8月に8本塁打と爆発。このため135キロの巨漢のスイングに切れが出る夏場、「きっと調子を上げる」と梨田監督は信じ、開幕以来低調だったアマダーの起用を続けた。これに本人が応えた。「今まで我慢して使ってもらった。コーチにも諦めずに指導してもらった。これから頑張って取り戻す」と奮起。前半戦、2割1分6厘だった打率も2割3分8厘まで上げてきた。
 復調の理由として梨田監督は選球眼の改善を指摘する。「だいぶボールが見えてきた。今までは高低含めて畳一枚分くらいのゾーンに手を出していたのにね」と目を細める。今までは投手が内野ゴロを誘う低めの変化球をそのまま凡打し、得点機を逸する場面が目立った。最近はしっかり見極めた上で甘めの球を軽打して適時打にすることも多い。選球眼を示す出塁率も後半戦22試合は3割9分1厘と高い。
 16日にはペゲーロが復帰し、ソフトバンクとの首位争いに臨む態勢が整う。アマダーは「秋にファンと優勝の喜びを分かち合いたい。勝利に貢献できるように毎試合頑張る」と誓う。(金野正之)


2017年08月15日火曜日


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