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<土崎空襲72年>終戦前夜の犠牲者へ 遺族ら祈り、平和誓う

花を手向けて亡き人に思いを寄せる参列者

 終戦前夜の1945年8月14日夜から15日未明にかけて、秋田市土崎周辺が米軍の爆撃機に攻撃された土崎空襲の犠牲者を追悼する平和祈念式典(土崎港被爆市民会議主催)が14日、同市のポートタワー・セリオンで開かれた。
 遺族ら約150人が参加し、空襲から70年の2015年に造られた「平和の鐘」の音に合わせて黙とうをささげた。市民会議の高橋茂会長(87)が「空襲は多くの犠牲と悲しみを生んだ。戦争がなくなる日まで活動を続ける」とあいさつ。参列者はユリの花を手向け、亡き人に思いをはせた。
 市内の小中学生がつづる「平和のメッセージ」で、高清水小6年の渡辺碧さん(11)は戦争や東日本大震災の甚大な被害に触れながら「当事者の苦しみや悲しみを語り継ぐことが平和な日常を築く第一歩になる」と力強く述べた。
 土崎空襲では1万2000発以上の爆弾が投下され、250人以上の犠牲者が出た。


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2017年08月15日火曜日


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