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キッチンカーで就労支援 障害者の収入増図る

調理販売車がお披露目された試食販売会

 宮城県柴田町の社会福祉法人はらから福祉会が調理販売車(キッチンカー)1台を導入した。運営する障害者就労支援施設の利用者の収入増に向け、新たな仕事をつくるのが狙い。2日に車のお披露目として、町役場で試食販売会を開いた。

 販売会では揚げたてのカレーパンや、焼いたばかりの試食用の牛タンの前に町職員らの行列ができた。記念式典もあり、福祉会の太田幸二総務部長が「施設利用者が自立できる工賃を達成するため活用したい」と抱負を語った。
 1.5トントラックを改装した調理販売車は、コンロやオーブン、冷蔵庫、冷凍庫を備え、外観は茶色を基調としている。導入費は約1060万円で、うち850万円を町が補助した。
 調理販売車は今後、各地に出向き、福祉会が運営する施設で作る石窯焼きピザや牛タン料理、豆腐、パンなどを提供する。地場産の野菜を売って回ったり、車が運転できない山間部の高齢者らを対象に移動販売をしたりする計画もある。
 福祉会はこれまでも町内外のイベントに出店しており、調理販売車の導入でさらに機動力を高める。


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2017年08月16日水曜日


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