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バッタ倒しにアフリカへ 昆虫学者前野さん 古里秋田で講演

昆虫学者になったきっかけやバッタ研究に奮闘する日々を語る前野さん

 バッタの研究で知られる昆虫学者で国際農林水産業研究センター(つくば市)の前野ウルド浩太郎研究員(37)=秋田市出身=の講演会「バッタを倒しにアフリカへ」が11日、秋田市立土崎図書館であった。2回の講演に計約180人が参加した。
 前野さんは、アフリカのモーリタニアで研究しているサバクトビバッタの大発生を「網で捕まえると持ちきれないくらいの重さになる」と紹介。深刻な農業被害の防止と環境への影響を防ぐため、殺虫剤を使わない防除方法の研究を進めていることを説明した。
 海外で言葉の壁を克服した体験談も披露し、「秋田弁の『け』に『食べて』『来て』など複数の意味があるように、相手を思いやることで短い単語でも意思疎通できる」と述べ、笑いを誘った。
 前野さんは小学生の頃、同館で「ファーブル昆虫記」を読んだことがきっかけで昆虫に興味を持った。
 参加した秋田大付属中1年の沓沢宏起さん(12)=秋田市=は「植物にバッタが群がる映像に驚いた」と話していた。


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2017年08月16日水曜日


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