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交流拠点運営は住民の手で 南三陸社会福祉協

 宮城県南三陸町社会福祉協議会は来年4月、デイサービスと交流拠点を兼ね合わせた「地域ささえあいモール(仮称)」を開設する。交流拠点の運営を住民に担ってもらおうと、災害公営住宅で検討会を重ねている。活動を通し、東日本大震災でばらばらになったコミュニティーを再生したい考えだ。
 モールは町内最大の災害公営住宅「志津川東復興住宅」(265戸)に隣接し、定員17人のデイサービスや居宅介護支援事業を行う。中央に交流ラウンジを設け、ウッドデッキで災害公営住宅の集会所とつなぐ。
 志津川東復興住宅で7月25日に開かれた2回目の検討会には、住民や社協職員ら約50人が参加。カフェ、ミニ食堂、交流イベントを担当する班に分かれ、活動内容や目標を話し合った。
 婚活パーティーや将棋会といった男性が参加できるイベントが提案されたほか、食べ物や皿を持ち寄るなど予算面の工夫も検討した。10月には住民がイベントを試行し、モール開設に向け準備を進める。
 災害公営住宅に住む無職阿部誠さん(82)は「居住者は高齢者が多く、仮設住宅の時より集まる機会が減ってしまった。モール建設をきっかけに住民が協力できる体制をつくりたい」と話した。
 町社協はモール建設費への寄付を募集している。連絡先は0226(46)4516。


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2017年08月17日木曜日


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