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<宮城県>低温や日照不足懸念 イネ「いもち病」発生に注意喚起

 宮城県は16日、県内で雨天と低温が続いているとして、水稲の収穫量と品質を落とす「いもち病」の発生に注意を促す文書を市町村と各農協にファクスで送付した。しばらく同様の天候が続くとみられ、県は見回りの徹底と薬剤散布などの対策を呼び掛けている。
 県によると、県の本吉(気仙沼市)、大河原(大河原町)両農業改良普及センター管内の一部水田で被害が見つかった。
 いもち病はカビの一種「いもち菌」がイネの葉や穂に付着し、生育を止める病気。出穂期に平均気温20度前後で湿度の高い気候が続くと感染しやすい。
 県内は9日時点で、作付面積の95%が出穂に達する「穂揃期(ほぞろいき)」に入ったが、じかまき栽培や生育の遅い中山間地で感染しやすい状況が続く。
 県は、薬剤散布や感染部の切断など被害拡大防止を呼び掛ける。根の活力を維持するため水の管理の徹底も求める。
 仙台管区気象台は、今後1週間は県内に東寄りの冷たい風が流れ込むため雨や曇りがちとなり、最高気温は平年より低く日照不足も続くと予測する。県農業振興課の担当者は「生育が遅い地域は引き続き危険な状態。感染が確認されていない水田も見回りを怠らないでほしい」と話す。


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2017年08月17日木曜日


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