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<にゃんとワンポイント>動物用の薬 処方可能

車の助手席で「おすわり」。移動の際は犬専用のケージに入れて運ぶのが車酔い防止の上からも望ましい=仙台市青葉区、仙台総合ペット専門学校

◎犬の車酔いと運搬法

 犬を車に乗せてドライブしたり旅行したりすることは、飼い主にとって大きな楽しみの一つでしょう。
 しかし、犬は猫と違い車酔いしやすい動物です。車に乗せて5分もたたないうちによだれをだらだら垂らし始め、嘔吐(おうと)を頻繁に繰り返す犬も多くいます。便意を催し、軟便や下痢をしだすことも珍しくありません。こうなると、ドライブどころではなくなります。
 一概には言えませんが、車酔いは小型犬よりも大型犬に多くみられるようです。最近は、動物用の酔い止め薬も開発され、動物病院で処方できます。かかりつけの病院で相談してみてください。
 小犬のうちから車に慣らすのはよい方法です。短い距離から始めて、徐々に長い距離に慣れさせていきます。
 車内では必ずケージに入れましょう。大きさは、犬がむやみに動き回れないくらいが適当です。狭さを嫌がる場合、ケージに慣らすか、大きめのケージに替えるかの判断はその犬の性格によって決めてください。
 中には、せわしなく暴れる犬もいます。車に乗せる日の朝は食事を与えず、目的地に着いて少し落ち着いてから与えるようにしましょう。胃に食べ物があると酔いやすい傾向にあります。水は、特に暑い時季は脱水しないように与える必要はありますが、冷たい水を多く与えると胃を刺激して嘔吐しやすくなるので注意が必要です。
 以上の点を踏まえて、それぞれの犬に合った対処法を見つけましょう。一つの方法で車酔いしなくなる犬もいれば、いくつかの方法を組み合わせることによりクリアできる犬もいます。車酔いを克服して、愛犬との楽しいドライブを満喫してください。
(川村動物クリニック院長 川村康浩)


2017年08月18日金曜日


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